クラウドサービスとは、インターネットを通じてパソコンなどのデータを保存するサービスのことです。
ここでは、個人が使う範囲のクラウドサービスについて、クラウドサービスの概略を説明します。
クラウドサービスの仕組み
データをバックアップしたり、保存するときにHDD(ハードディスク)などに保存します。
次の図のように、パソコンから外付けHDDに保存したりします。
クラウドサービスの仕組みは、上の図の「外付けHDD」に当たる部分をインターネット経由で、クラウドサービスの事業者に置き換えることになります。
クラウドサービスの事業者
1.クラウドサービスを行う事業者は、非常にたくさんの会社があります。
中でも有名なのが、Googleドライブ、OneDrive、Dropbox、iCloudなどです。
2.クラウドというと、一般的に「雲」で表現されています。そのため、わかりづらくなっているかもしれません。
実際のクラウドサービスの事業者は、「インターネット」に接続された「データセンター」を持っています。
3.データセンターの中には、多くのコンピュータが設置されていて、そこに顧客からのデータなどを保管しています。
なぜクラウドサービスを利用するのか?
データを自分でHDDに保存するのも、クラウドサービスに保存するのも同じように思えます。
クラウドサービスのメリット
1.安全性
自分で保存した場合データを保存したHDDが壊れてしまう危険性があります。
クラウドサービスは、それを仕事にしている事業者なので何重にもバックアップがあると考えられます。
2.データの共有化
データをクラウドサービスに保存しておけば、離れたところからでも違うデバイス(コンピュータ)を使って作業ができるので便利です。
クラウドサービスのデメリット
1.個人で使うクラウドサービスのデメリットは、大きな容量を使いたいときは料金がかかるということです。
2.インターネットの環境がないと、クラウドサービスを使うことができないということです。
クラウドサービスの個人的な感想
個人的には有料のクラウドサービスを使っていますが、その理由は次のようなものです。
1.パソコンの「ドキュメント」「ピクチャ」などをフォルダごと、クラウドサービスにアップロードしています。
2.作業をするときに、直接クラウドサービスのフォルダへアクセスして使います。
そのため、作業すると同時にクラウドサービスで変更が行われるので便利です。
3.パソコンの調子が悪い時、Windows10を再インストールしたときに、必要なデータがクラウドサービスに保存されているので改めてダウンロードしなくても使える。
4.データをバックアップする必要がなくなります。
以上で「クラウドサービスって何?」の説明を終わります。