SSDやHDDをまるごとコピーして、クローンする方法を知りたいです。
この記事では、SSDやHDDをまるごとコピーするクローンする方法に、2種類の方法を説明します。
目次
SSDとHDDのクローン作成方法

クローン化とは元々データの入ったHDDやSSDから、別のHDDやSSDに OSごとすべての中身をコピーしてしまおうというものです。
クローン化とは普通にコピーするというものではありません。
基本的にパソコン上で見られるデータやファイルは、データのすべてを表示していない。
普通にコピーした場合、表示されていないOSなどの中身は全くコピーされません。そのためOSの起動ができないということになります。
つまり、クローン化するということは、OSなどの見えない部分も含めてまるごとコピーすることです。
クローンを作るにはクローンを作るツールを使う方法とクローン機能がついた外付けHDDスタンドなどを使う方法があります。
次にクローン化する方法を説明します。
SSDやHDDをフリーソフトでクローンを作成する方法
フリーソフトでクローンを作成するには、次の3つが必要です。
- パソコン
- クローンを作成するフリーソフト
- SSDやHDDを接続するケーブルまたは外付けHDDスタンド
クローン化で使えるフリーソフトは、以前フリーで使えていたソフトでも有料になってしまったソフトがあります。
クローン手順
使用方法はフリーソフトにより、若干の違いはあると思いますが、基本的な使い方は次のとおりです。
- パソコンにコピー先のHDDやSSDをケーブルなどで接続する。
- インストールしたクローンソフトを起動する。
- コピー元のHDDとコピー先のHDDまたはSSDにチェックをする。
- 内容を確認して「コピー」を実行する。
SSDやHDDをクローン機能がついたHDDコピースタンドで作成する方法
HDDコピースタンドのメリット
- SSDやHDDをクローン機能がついたHDDコピースタンドを使えば、パソコンを必要としません。
- パソコンに内蔵されているコピー元となるHDDを取り出せば、コピースタンドを使ってクローンを作成できます。
- パソコンが動かない場合でも、HDD自体が破損していなければクローンを作成できます。
- データ消去機能がある製品は、大量のデータを一括削除することができる。
- エラースキップ機能がある製品もある。
エラースキップ機能があれば、HDD内の不良セクタをスキップしてクローンを作成できる。
HDDコピースタンドのデメリット
- コピー先のHDD/SSDの容量は、コピー元のHDD/SSDの全容量以上であること。
- 必ずしもクローンできるとは限らない。クローンエラーで失敗することもある。
まとめ
パソコンのデータは内部ストレージに保存されていますが、いつデータが壊れてしまってもおかしくありません。
なぜなら、HDDやSSDは永久に使えるものではないからです。パソコンが正常な間に予備のHDDやSSDなどにバックアップを取っておくことは重要です。
以上で「SSDとHDDのクローン作成【万が一のときにデータを守る】」の説明を終わります。