マクロを実行すると 実行結果 だけが表示されますので、マクロの 実行途中 の様子が分かりません。
マクロがどのように、実行されているのかを知りたいときや、エラーになったときなどに 1行ずつ実行 したいときがあります。
このようなときは ステップイン を使うと、1行づつ実行することができます。
目次
ファンクションキー「F8」でマクロを1行ずつ実行する
次のようなマクロを1行ずつ実行する場合。

プロシージャの中でマウスをクリックして、プロシージャを「アクティブ」にします。

ファンクションキー「F8」を押します。
黄色に変わった行が、実行している行になります。

続けてファンクションキー「F8」を押します。
次の行の色が黄色になり、マクロが実行されています。

ファンクションキー「F8」を押すごとに、マクロが一行づつ実行されていきます。
これを使うことで、エラーになっている行なども簡単にわかりますので便利です。
「Ctrl+F8」キーでマクロを実行する
「Ctrl+F8」キーの使い方は カーソルのある行までマクロを実行する ことです。
カーソルの位置が「End With」にある場合、「Ctrl+F8」キーを押します。

マクロが実行されて、「End With」までいっきに実行されてます。

ブレークポイントの設定機能
ブレークポイントの設定
- ブレークポイントの設定は、設定したいところをマウスでクリックします。
- ブレークポイントに印が付きます。
- マクロを実行すると、ブレークポイントで「実行」が中断されます。
- ブレークポイントが複数ある時は、実行毎に中断されます。

以上で「VBAマクロを1行ずつ実行する方法」の説明を終わります。