エクセルのセキュリティ設定は、マクロウィルスなどに感染しないように自動で開かない設定になっています。
マクロを含むブックの、セキュリティ設定の確認と変更について説明します。
エクセルマクロのセキュリティの設定方法
エクセルのワークシートの「開発」タブにある「マクロのセキュリティ」をクリックします。
「トラストセンター」が開きます。
「警告して、VBA マクロを無効にする」にチェックを入れます。
「OK」でトラストセンターの画面を閉じます。
「セキュリティセンター」が開きます。
通常は、「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」にチェックを入れておきます。
この場合は、マクロファイルを開くと警告が出ます。
「OK」をクリックします。
マクロファイルの開き方
エクセルでマクロファイルを開くと、リボンの下に セキュリティの警告 というバーが表示されます。
マクロを使用するには コンテンツの有効化 をクリックします。
Excel 2007 の場合
Excel 2007 では、マクロを開くとリボンの下に セキュリティの警告 が表示されます。
「オプション」ボタンをクリック
「このコンテンツを有効にする」にチェックして
「OK」をクリックします。
マクロが有効になり、メッセージバーが消えました。
これで、マクロを実行するとマクロが開くようになりました。
マクロを開いたとき警告のメッセージが表示されない時
マクロのファイルを開いた時 警告のメッセージバー が表示されない場合があります。
この場合は「トラストセンター」の左側のメニューから「メッセージバー」を選択します。
「メッセージバーの表示」にある、「ActiveX コントロールやマクロなど・・・」にチェックが入っているか確認しましょう。
常にマクロを有効にしてブックを開く方法
安全なマクロであることがわかっているマクロを開く場合
毎回マクロを有効にする作業をするのは面倒です。このような時には、特定のフォルダを「信頼できる場所」とします。
安全なマクロをわかっているブックをこのフォルダに保存することで、自動的にマクロを有効にすることができます。
信頼できる場所の作り方
「開発」タブ→「マクロのセキュリティ」をクリックします。
「トラストセンター」を開きます。
左のメニューから「信頼できる場所」をクリックします。
「新しい場所の追加」をクリックします。
デスクトップに「マクロ練習」というフォルダを作り、このフォルダを「信頼できる場所」に設定します。
「Microsoft Office の信頼できる場所」が開くので、「参照」をクリックします。
「参照」の画面で、デスクトップをクリックします。
「マクロの練習」のファルダを選びます。
「OK」をクリックします。
「信頼できる場所」としてデスクトップの「マクロ練習」フォルダが設定されました。
「OK」をクリックして画面を閉じます。