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USBメモリの規格とUSB種類の見分け方

USBメモリの規格とUSB種類の見分け方を知っていますか。この記事では、USBメモリの規格とUSB種類の見分け方について説明します。

目次

USBの規格

USBメモリの規格には現在、次のような規格があります。

  • USB2.0
  • USB3.1 Gen1(従来のUSB3.0のことをいいます)
  • USB3.1 Gen2

USBの規格が変わっても形状は変わりませんが、データの転送速度が変わります。

■ USB規格の転送速度の注意点

USB規格最大速度
Mbps表示
最大速度
MB/sec表示
USB2.0480Mbps60MB/s
USB3.1 Gen1(従来のUSB3.0)5Gbps625MB/s
USB3.1 Gen210Gbps1.25GB/s

ファイルなどのデータをUSBメモリで読み書きする時に、パソコンやUSBメモリで使われている端子は、「Type A」という形状のものが使用されています。

USBメモリのデータが3.0または3.1で記録されていても、データを受け取るパソコン側が3.0または3.1に対応していなければ高速でデータをやり取りすることはできません。

USBメモリの規格パソコンのUSB規格転送速度
USB2.0USB3.1USB2.0
USB3.1USB2.0USB2.0
USB3.1USB3.1USB3.1

下位互換性

  • USB規格は下位互換性があります。
  • パソコンのUSB2.0の端子に、USBメモリの3.1規格を接続しても使えますが、転送速度はUSB2.0になります。
  • 最大転送速度を活かすには、USBメモリとパソコンのUSB規格を合わせる必要があります。

USB端子の見分け方

USB規格の見た目での見分け方は、接続端子のプラスチック部分の色で見分けることができます。

USB2.0の接続端子の色は、「黒か白」です。
USB3.0の接続端子の色は、「青」ですからすぐに見分けられます。


USBメモリのUSB規格の見分け方も同じです。
USBメモリの製品自体にUSB規格が記述されているものもあります。

USBメモリの概要

USBメモリの概要

  • USBメモリの容量は、年々大容量になっていますが価格は以前より下がってきています。
  • 16~32GB…写真や音楽データの保存には十分です。通常の写真ならば、数千枚の保存が可能です。
  • 32~64GB…写真や音楽データの保存には十分です。
  • 128GB以上…動画なども保存するにも安心です。

以前は、OSのインストールはCDやDVDが使われていましたが、現在ではOSのインストールにUSBメモリを使っています。
USBメモリは、写真や音楽データ、動画、データのバックアップなどその用途は多くなっています。

■ USBメモリの転送速度は、USB規格と同じになっています。

USBメモリの転送速度が速ければ、大容量のデータファイルの読み書きも短時間で行なえます。
この場合、USBメモリの規格が「USB3.1」であるなら、データを読み書きするパソコンも「USB3.1」に対応していることが必要です。

■ USBメモリの強度

USBメモリは、外付けハードディスクと比較すると可動部分がありません。
半導体メモリで作られていますので衝撃には強いと言われますが、落下などでデータが無くなる可能性もあります。
必要に応じて、耐水性・耐塵性・耐衝撃性に優れた、USBメモリを選ぶことになります。

■ USBメモリのセキュリティ

USBメモリをビジネスなどで、持ち歩く場合は紛失などによる情報の漏えいの可能性があります。
このため、内容を暗号化したりセキュリティロックが出来る、USBメモリを選ぶことが必要です。

USBメモリの寿命

USBメモリには寿命があります。
書き込む回数とデータを保持する期間に上限があり、ひんぱんに読み書きしていると寿命が短くなります。

USBメモリの寿命は、書き換え頻度が高いものや品質のあまり良くないものでは2~3年といわれ、保存状態が良いものでも10年程度といわれています。

ただしこれはUSBメモリ自体が使えるという話です。保存したデータの寿命ということではありません。

■ データの書き直し

USBメモリはそれ自体に電源を持っていません。USBメモリをパソコンから抜いて、長期間放置すると、少しずつデータが失われる可能性があります。

データの書き直し

  • 年に1度くらいはパソコンに接続して、電気を通す必要があります。
  • USBメモリのデータをパソコンにコピーします。
  • パソコンからUSBメモリにデータを上書きして、データを記録し直すのが安全です。

USBメモリのデータを直接編集しないこと

USBメモリは、データを出し入れして使うものです。データを編集したりする時は、データをUSBメモリから取り出します。そして、取り出したデータを編集するようにします。

USBメモリ内のデータを直接編集しないようにします。直接編集すると、USBメモリに負担がかかり故障の原因になります。

あくまでも、USBメモリはパソコンにあるデータを記録して、他のパソコンなどにデータを移動するという使い方をするべきです。

USBメモリはとても便利なデータの記録メディアですが、USBメモリによるデータの紛失や流出といったことがあります。

私も、パスワードの持ち運びなどに利用していますが、HDD(ハードディスク)と複数のUSBメモリにデータを入れています。

幸いにして、まだ、データが蒸発したり、データを読み書きできないという事態になったことはありません。

ただ、USBメモリにデータを保存するには、必ず、複数の記録メディアに保存することが安心です。

以上で「USBメモリの規格とUSB種類の見分け方」の説明を終わります。

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