テンキーとは、キーボードの右側にある数字キーのことで、計算をする時などに便利な数字キーです。
エクセルなどでは数字を入力することが多いです。しかし、突然数字が入力できなくなることがあります。

エクセルでテンキー入力ができない原因はNumLockキー
「さっきまで、テンキーから数字を入力できたのに何故か入力できなくなった」というようなときがあると思います。
このようなときは「Num Lock」キーが有効になっているかどうか確認してみましょう。
Num Lock キー
- 有効のときはテンキーから入力できます。
- 無効のときはテンキーから入力できません。
テンキーから数字が入力できないときは、まず第一に「Num Lock」キーのランプが「点灯している」かを確認します。
「Num Lock」キーのランプは点灯しているときが「有効」になっています。「Num Lock」キーの状態を示すための、表示がある場合はランプで確認します。

ワイヤレスキーボードなどではランプはないものがあります。その場合は「Num Lock」キーを押す毎に、PC画面に次のように表示されます。

「Num Lock」キーが無効になっていると、テンキーを押しても数字は入力されません。
また、エクセルなどの入力画面では、セルが移動したりします。
「マウスキー機能」の設定を確認する
■ Windows10の場合
「Num Lock」キーが有効になのに、テンキーから数字が入力できないときは「マウスキー機能」の設定を確認しましょう。
通常なら、自然に「マウスキー機能」の設定が変更されることはありませんが、Windowsのアップデートなどにより設定が変わることも考えられます。
そんなときは一度、「マウスキー機能」の設定を確認してみると良いでしょう。
設定の確認方法は次のとおりです。
操作手順
「Windowsロゴキー+ I キー」のショートカットキーを使うと、設定画面が開きます。
簡単操作をクリックします。

左側のメニューにあるマウスをクリックします。
「マウスをキーパッドで操作する」にあるボタンを「オフ」にすれば、テンキーから入力できます。
このボタンが「オン」になっているとテンキーから入力できません。

「マウスキー機能」を使用する設定方法
■ Windows10の場合
「マウスキー機能」を使うと、マウスを使わずにマウスポインターを移動することができます。
設定は次のとおりです。
操作手順
「設定」→「簡単操作」→「マウス」でマウスの画面を開きます。
「テンキーを使用するためにマウスキー機能をオンして、マウスポインターを移動する」にあるボタンを「オン」にします。
「タスクバーにマウスキー機能のアイコンを表示する」にチェックを入れます。

通知領域にマウスキー機能のアイコンが表示され、有効か無効化が表示されます。

テンキーボタンとマウスポインターの移動方向
テンキーの数字ボタンとマウスポインターの移動方向は、次のようになります。

以上で「エクセルでテンキー入力ができない原因はNumLockキー」の説明を終わります。