スリープはシャットダウンとは異なり、ウィンドウズやアプリは起動した状態のままなので、復帰させるとすばやく作業を再開することができます。
スリープとはパソコンを省電力の待機状態にすることです。
スリープの設定、スリープを解除する方法、スリープから復帰する時のパスワードを省略する方法などについて説明します。
スリープの設定方法
1.設定画面を開いて、「システム」をクリックします。
2.「電源とスリープ」をクリックします。
3.ディスプレイのスリープの設定をします。
画面の「\(\vee\)」をクリックして、電源を切る時間を選びクリックします。(20分に設定しました)
4.パソコンのスリープの設定をします。
スリープの「\(\vee\)」をクリックして、PC をスリープにする時間を選びクリックします。(20分に設定しました)
5.スリープの設定を「20分」にした画面です。右上の「×」で画面を閉じます。
ここの設定では、「20分後」に「スリープ」になるように設定しましたので、パソコンの操作を行わないでいると20分後に「スリープ」に入ります。
パソコンをスリープ状態にさせない設定方法
何らかの理由で、パソコンをスリープ状態にさせないようにしたい時は、次のように設定します。
「電源とスリープ」の設定する時間を「なし」に変更すれば完了です。
スリープからの復帰方法
「スリープ」から、パソコンを復帰させる方法は、次のようにします。
1.電源ボタンを軽く1回押す。
2.キーボードのキーのどれかを押す。
3.マウス(タッチパッド)を動かす。
などの操作をすれば、「スリープ」からパソコンは復帰しますが、マウスやキーボードで「スリープ」が復帰しない場合があります。
デスクトップパソコンでは電源ボタンをすばやく一度押すとスリープから復帰します。
一体型パソコンやノートパソコンで、スリープボタンが搭載されている場合はスリープボタンを押して復帰します。
スリープ復帰からのパスワードを省略
「スリープ」から復帰するときには、「パスワード」の入力を要求されます。
この機能は「セキュリティ」の面から、他人に勝手にパソコンを操作されなくするためのものです。
しかし、自分だけで使うパソコンの場合は、毎回パスワードを入力するのは面倒です。
パスワード入力を省略することで、スリープから復帰後すぐにパソコンを使えるようにすることができます。
1.ショートカット「Windows+ I」で設定を開きます。
2.設定画面で「アカウント」をクリック
3.「サインインオプション」をクリックします。
サインインを求めるの項目まで、スクロールします。
4.しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windowsへのサインインを求めるタイミング」にある「\(\vee\)」をクリックして、「ロックしない」をクリックします。
5.右上の「×」で画面を閉じます。
電源メニューに「スリープ」が表示されないときは、「電源メニューの使い方」
を参考にしてください。以上で「Windows10 スリープの設定方法とスリープからの復帰方法」の説明を終わります。