エクセルでブックの大きさを、マクロで指定したサイズに設定します。ウィンドウの高さと幅を指定して、ブックの大きさを設定することができます。
xlMaximizedで最大化、xlNormalで標準、xlMinimizedで最小化することができます。
ブックの大きさを指定するマクロ
Sub サンプル3035()
Application.WindowState = xlNormal
ActiveWindow.Height = 500
ActiveWindow.Width = 800
End Sub
Application.WindowState = xlNormal
’ 初めにブックの大きさを標準サイズに戻しておきます。これは画面が最大化や最小化している時に、標準サイズに戻す意味があります。
ActiveWindow.Height = 500
’ ブックの高さを指定します。
ActiveWindow.Width = 800
’ ブックの幅を指定します。
マクロの実行結果
マクロを実行すると、ブックの大きさが高さ500✕幅800ポイントになります。
表示サイズを最大化、標準、最小化するマクロ
表示サイズの大きさを、最大化、標準、最小化するマクロです。
xlMaximizedで最大化
Sub サンプル3010()
Application.WindowState = xlMaximized
End Sub
Application.WindowState = xlMaximized
’ xlMaximizedで、ウィンドウが最大化されます。
マクロの実行結果
xlNormalで標準の大きさ
Sub サンプル3015()
Application.WindowState = xlNormal
End Sub
Application.WindowState = xlNormal
’ xlNormalで標準の大きさになります。
マクロの実行結果
最大化されたものが、標準サイズに変わります。
xlMinimizedで最小化
Sub サンプル3020()
Application.WindowState = xlMinimized
End Sub
Application.WindowState = xlMinimized
’ xlMinimizedで最小化することができます。
エクセルのウィンドウをフルスクリーンにする
フルスクリーンと最大化の違いは、フルスクリーンにするとエクセルのタイトルバーが表示されないことです。
Sub サンプル3025()
Application.DisplayFullScreen = True
End Sub
Application.DisplayFullScreen = True
’ DisplayFullScreen = Trueでフルスクリーンになります。
マクロの実行結果
エクセルのタイトルバーが、非表示になります。
フルスクリーンを元に戻す
Sub サンプル3030()
Application.DisplayFullScreen = False
End Sub
DisplayFullScreen = False
’ TrueをFalseにすると、最大化の状態に戻ります。
マクロの実行結果
まとめ
Window.Height = 500とWindow.Width = 800で、ウィンドウの高さと幅を指定することができます。このコードでは、高さを500、幅を800に指定した例です。
xlMaximizedで最大化、xlNormalで標準の大きさ、xlMinimizedで最小化の設定をすることができます。
DisplayFullScreen = Trueでフルスクリーンに、DisplayFullScreen = Falseで元のウィンドウのサイズにすることができます。
フルスクリーンでは、エクセルのタイトルバーが非表示になります。