特定のセルを基準にして○行分・○列分のセルを参照したり、あるセル範囲を縮小・拡張して参照することができます。
セル範囲を縮小・拡張して参照するには、RangeオブジェクトのResizeプロパティを使用します。
目次
セル範囲を縮小・拡張して参照する
セル範囲を縮小して参照する。
■ コード内を「Wクリック」で選択できます。
Sub サンプル5395_1() <pre><code>Range("A2").Resize(4, 2).Select</code></pre> End Sub
• Range(“A2”).Resize(4, 2).Select
’セルA2を基準にして、4行、2列の範囲を参照します。
■ マクロの実行前

■ マクロの実行結果
セルA2を含んで、4行、2列の範囲を選択します。

表の項目以外のセルを選択する
表の項目以外のセルを選択する
■ コード内を「Wクリック」で選択できます。
Sub サンプル5395_2() <pre><code>Dim CW As Range Set CW = Range("A2").CurrentRegion CW.Offset(1, 1).Resize(CW.Rows.Count - 1, _ CW.Columns.Count - 1).Select</code></pre> End Sub
• Dim CW As Range
’変数CWを宣言します。
• Set CW = Range(“A2”).CurrentRegion
’セルA2を基準とした表を選択し、変数CWへ収納します。
• CW.Offset(1, 1).Resize(CW.Rows.Count – 1, _
CW.Columns.Count – 1).Select
’セル範囲を1行下で1列右へずらします。
次にセル範囲より1行少なく、1列少ない範囲を選択します
■ マクロの実行結果

以上で「セル範囲の縮小と拡張」の説明を終わります。