USBメモリは、次のような形状をしたもので、データを記録することができるデバイスです。だいたい長さが5~6cm位、幅が2cm位の大きさです。
USBメモリは別に電源を用意する必要がなく、パソコンのUSB端子に取り付けることでデータのやり取りをすることができます。USBメモリは、形も小さく持ち運びに便利なのでよく使われています。
USBメモリはエクスプローラなどでは、「リムーバブルディスク」や「リムーバブルドライブ」などと呼ばれます。
USBメモリはHDD(ハードディスク)や光学ディスクと比べると寿命が短いので、一時的なデータの移動に適しています。
USBメモリの取り付け方
1.USBメモリを取り付けるのはとても簡単で、通常ならパソコンにある「USB端子」に接続するだけで認識され使うことができます。
USBメモリを接続するときには、接続方向があるので注意が必要です。
• 転送速度が「青色」のほうが速いだけです。
• USBメモリには向きがありますので、差込口を確認して取り付けてください。
2.USBメモリが認識される。
エクスプローラーを見ると、「USBドライブ」として表示されています。
3.USBメモリを開くには「USBドライブ」をWクリックします。
4.USBメモリの中を確認することができます。
まだ何もデータが入っていません。
5.データなどをUSBメモリに入れるには、ファイルなどをドラッグ&ドロップするのが簡単です。
USBメモリの取り外し方
USBメモリは取り付けるときは、単に差し込むだけでした。
しかし、取り外すときは、そのまま引き抜いてはいけません。
USBメモリはパソコンなど外部から電源をもらっています。そのため、いきなりパソコンからUSBメモリを抜いてしまうと、データが消えてしまうようなことが起こる場合がありますので、終了の操作をしてから抜くのが安全です。
●取り外し方の種類
1.「通知領域のハードウェアアイコンから取り外す方法」
2.「エクスプローラーから取り外す方法」
3.「パソコンの電源を切ってから取り外す方法」などがあります。
順に取り外し方を説明します。
通知領域のハードウェアアイコンから取り外す
1.タスクバーの通知領域の「∧」のボタンをマウスでクリックします。
2.隠れているアイコンが表示されますので、USBメモリのアイコンをクリックします。
3.表示されたメニューから、該当するUSBメモリをクリックします。
ここでは、「USBドライブ(G:)」です。
4.「ハードウェアの取り外し」が表示されます。
これで安全にUSBメモリを取り外せます。
USBメモリをエクスプローラから取り外す方法
●USBドライブ(E;)というUSBメモリが取り付けてある場合
1.タスクバーにある、「エクスプローラー」のアイコンをクリックして起動します。
2.エクスプローラの画面が開きます。
USBドライブ(E;)というUSBメモリが、該当するUSBメモリです。
3.取り外すUSBメモリの上で、マウスの「右クリック」をします。
「取り出し」をクリックします。
4.「ハードウエアの取り外し」画面が表示されます。
この表示がでれば、USBメモリを取り外すことができます。
パソコンの電源を切ってから、USBメモリを取り外す方法
1.パソコンの電源をシャットダウンの操作で切ります。
2.パソコンの電源が完全に「OFF」になってから、USBメモリをパソコンから取り外します。
この場合、パソコンが動作を終了するときに、USBメモリに対しても取り外せる状態にして電源を切りますので、パソコンからUSBメモリをそのまま抜くことができます。
USBメモリにデータを保存する方法
パソコンにUSBメモリを接続した時の動作(自動再生)は、パソコンの設定により異なります。
「右クリックの送る」でデータを保存
1.パソコンにUSBメモリを接続した場合、USBメモリのフォルダが開いたとします。
USBメモリのフォルダを「×」で一度閉じます。
2.エクスプローラを開き、USBメモリに送るデータファイルを「右クリック」します。
「送る」をクリック→「USBドライブ(F:)」をクリックします。
3.エクスプローラの「USBドライブ」をクリックして、データが保存されていることを確認します。
「ドラッグ&ドロップ」でデータを保存
USBメモリにPCのフォルダやファイルを追加するには、移動(コピー)したいファイルなどをドラッグ&ドロップすれば良いので、とても簡単です。
具体的なファイルの追加法
1.USBメモリをPCに接続すると「エクスプローラ」でUSBドライブのフォルダが表示される。
2.エクスプローラで移動(コピー)する音楽ファイルを開く。
移動(コピー)するファイルのある場所は、パソコンによって違いますので注意してください。
これはあくまでもやり方の一例です。
●エクスプローラを複数起動する方法
- エクスプローラを複数起動するには、タスクバーのエクスプローラのアイコンを「右クリック」する。
- メニューの中の「エクスプローラ」をクリックすると別ウインドウで、エクスプローラが開きます。

3.ファイル側からUSBドライブに移動(コピー)するファイルを、ドラッグ&ドロップするとファイルをUSBメモリに移動(コピー)することができます。
4.USBドライブを見ると、ファイルが移動(コピー)されています。
USBメモリを取り付けたときの動作(自動再生)の変更をする
USBメモリを取り付けたときの動作は、「設定」から変更することができます。
次のような設定をすることができます。
• フォルダーを開いてファイルを表示(エクスプローラー)
• 毎回動作を確認する
• ストレージ設定の構成(設定)
ここで設定した動作が次回から、USBメモリを取り付けたときに適用されます。
1.「設定」を開きます。
次に「デバイス」をクリックします。
2.デバイス画面で、「自動再生」をクリックします。
リムーバブルドライブにある「∨」のマークをクリックします。
3.動作の種類を選べます。
ここで行った設定が、次回から適用されます。
●何もしない
この場合は、文字通り何も起こりません。
しかし、USBメモリは認識されているので、エクスプローラーを開くと表示されます。
●フォルダーを開いてファイルを表示(エクスプローラー)
この場合は、USBメモリを取り付けると、自動的にUSBメモリが開きます。
●毎回動作を確認する
1.この場合は、次のようなトーストというものが表示されるのでクリックします。
2.動作を選択する画面が表示されるので、どれかをクリックします。
●ストレージ設定の構成(設定)
USBメモリを取り付けると、「設定」の「ストレージ」が開きます。
以上で「USBメモリの使い方」の説明を終わります。