スタートアップとは、パソコン(Windows)の起動時に、自動的にスタートさせるアプリケーションを登録しておく機能です。
スタートアップに登録されているアプリケーションは、タスクマネージャーや設定画面から起動や停止を設定することができます。
スタートアップに登録されていないアプリケーションを新しく登録したり、登録されているアプリケーションを削除することもできます。
スタートアップに登録されているアプリケーションは、パソコンの起動と同時にスタートするものですから、ウイルスソフトやオーディオマネージャーなどがあります。
あらかじめスタートアップに登録されているアプリの起動と停止の設定
スタートアップに登録されているアプリは、タスクマネージャーや設定画面から起動や停止を設定することができます。
★ タスクマネージャーから設定する方法
操作手順
タスクバーを「右クリック」して、タスクマネージャーを起動します。
図のように「詳細」が表示されないときは、左下の「詳細」をクリックします。
「スタートアップ」タブを開きます。
「無効」を「有効」にするときは、変更する項目を選択して「有効にする」をクリックします。
「有効」を「無効」にするときは、変更する項目を選択して「無効にする」をクリックします。
★ 設定画面から設定する方法
操作手順
ショートカット「Windows + I キー」で「設定画面」を開きます。
「アプリ」をクリックします。
アプリの画面で「スタートアップ」を選択します。
アプリの「オン、オフ」で切り替えます。
タスクマネージャーや設定に登録されていないアプリの登録方法
設定の「スタートアップアプリ」に、登録されていないアプリの登録方法を説明します。
インターネットからダウンロードしたアプリや、購入したアプリをスタートアップに登録したい場合に使います。
また、アプリ自体にスタートアップの登録設定があるものもあります。
ここでは、例として「メモ帳」をスタートアップに登録します。
操作手順
メモ帳のファイルの場所を開く
「スタートボタン」→「Windowsアクセサリ」→「メモ帳」を開きます。
メモ帳を「右クリック」→「その他」→「ファイルの場所を開く」をクリックします。
メモ帳のファイルの場所が開きます。
このフォルダは、開いておいてください。
スタートアップのフォルダを開く
ショートカットの「Windows + E キー」でエクスプローラーを開きます。
入力欄に「shell:startup」を入れて、「Enter」を押します。
スタートアップのフォルダが開きます。
先ほどの「メモ帳のフォルダ」でメモ帳を「右クリック」して「メモ帳をコピー」します。
スタートアップのフォルダに戻って、スタートアップの何もないところで「右クリック」して貼り付けます。
「スタートアップフォルダ」にメモ帳のショートカットが作成されました。
これでスタートアップへの登録は完了です。
スタートアップのアプリの削除
スタートアップフォルダに登録されているアプリは、スタートアップフォルダに登録されている「アプリのショートカット」を削除すれば「OK」です。
★ レジストリ”]レジストリを変更して、スタートアップのアプリを削除する方法がありますが、レジストリは非常に重要なものなので下手にいじらない方が安全です。
以上で「Windows 10 アプリのスタートアップ登録方法と削除」の説明を終わります。