Excelで開かれているブックをすべて保存して、アプリケーションを終了します。
通常、アプリケーションを終了する時に開かれているブックに変更がある時、保存の確認のダイアログが表示されます。
Quitメソッドの場合は、すべてのブックを保存してから終了します。
目次
すべてのブックを保存して Excel を終了するマクロ
複数のブックが開いているときに、次のマクロを実行するとすべてのブックを保存してからExcel を終了します。
■ コード内を「Wクリック」で選択できます。
Sub サンプル3180() <pre><code>Dim WB As Workbook For Each WB In Application.Workbooks WB.Save Next WB MsgBox "ブックの保存が終わりました。Excel を終了します。" Application.Quit</code></pre> End Sub
For Each ~ Next
’ For Each ~ Nextで開いているブックを「Saveプロパティ」ですべて保存しますApplication.Quit
’ Quitメソッドは、「OK」をクリックすると、Excel(エクセル)を閉じます
■ マクロの実行結果

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- ブックを上書き保存するマクロ
- ブックに変更があった時だけ上書き保存するマクロ
- すべてのブックを保存して Excel を終了するマクロ
- 新規ブックを作成時にファイル形式を指定するマクロ
- アクティブウィンドウをコピーして開くマクロ
- ウィンドウ枠を固定するマクロ
- ブック名、パスを取得するマクロ
- 開いているブックの数を表示するマクロ
- 新規ブックのシート数を設定するマクロ
以上で「すべてのブックを保存して Excel を終了するマクロ」の説明を終わります。